2018.04.15 Sunday
少し季節外れですが・・・
昨年、カール・フィッシャーから出版したバンド作品
『Winter Milky Way(ウィンターミルキーウェイ)』が
ヤマハミュージックメディアの
輸入楽譜専門のサイトで
海外新譜推薦曲として発売された。
とても尊敬している日本の作曲家、後藤洋さんが
『Ancient Flower』のときと同様
またまた素敵な解説文を書いてくださった↓
嬉しいことです〜♪
*************************************
西邑由記子は東京藝術大学作曲科を卒業後、
マイアミ大学大学院でアルフレッド・リードに、
ニューヨークのマンハッタン音楽院修士課程で
リチャード・ダニエルプアに師事した。
現在は京都に在住し、作曲家、編曲家、
ピアニストとして活躍している。
その吹奏楽作品の多くは
カール・フィッシャーから出版されているが、
アメリカの作曲家とは違う穏やかで繊細なその作風は
広く注目を集めており、
特に演奏技術の平易な作品に盛り込まれた洗練された感覚と
音楽的内容の豊かさに対する評価は高い。
タイトルが示すとおり、冬の星空にインスパイアされたこの曲も、
西邑らしい実に繊細な作品。
中間部ではテンポを速めて活気に溢れた音楽になるものの、
曲全体は深い(しかし重苦しさのない)抒情と、
冬の夜にふさわしい凛とした気分に貫かれている。
音楽的な特徴は、型にはまらない柔軟なフレーズ構成と、
細やかな和声の綾、そして抑制されたオーケストレーションにあり、
とりわけ和声の豊かさ、美しさは秀逸だ。
パワーや勢いに頼らずに表現することが求められるこのような作品を、
これからの日本のバンドはもっとレパートリーに加えるべきだろう。
冬期のコンサートにぜひ取り上げたい。
20〜25人から演奏可能である。
(解説: 後藤洋氏)
*************************************
<今日のつぶやき>
人からの評価は
良くても悪くても
どんな形であれ嬉しいものだ。
いろいろな意見があってこそ
芸術は成り立つのであって
「反応がない」ということほど
ものを作る人間にとって
酷なことはない。
・・・と思うわけです、はい。
『Winter Milky Way(ウィンターミルキーウェイ)』が
ヤマハミュージックメディアの
輸入楽譜専門のサイトで
海外新譜推薦曲として発売された。
とても尊敬している日本の作曲家、後藤洋さんが
『Ancient Flower』のときと同様
またまた素敵な解説文を書いてくださった↓
嬉しいことです〜♪
*************************************
西邑由記子は東京藝術大学作曲科を卒業後、
マイアミ大学大学院でアルフレッド・リードに、
ニューヨークのマンハッタン音楽院修士課程で
リチャード・ダニエルプアに師事した。
現在は京都に在住し、作曲家、編曲家、
ピアニストとして活躍している。
その吹奏楽作品の多くは
カール・フィッシャーから出版されているが、
アメリカの作曲家とは違う穏やかで繊細なその作風は
広く注目を集めており、
特に演奏技術の平易な作品に盛り込まれた洗練された感覚と
音楽的内容の豊かさに対する評価は高い。
タイトルが示すとおり、冬の星空にインスパイアされたこの曲も、
西邑らしい実に繊細な作品。
中間部ではテンポを速めて活気に溢れた音楽になるものの、
曲全体は深い(しかし重苦しさのない)抒情と、
冬の夜にふさわしい凛とした気分に貫かれている。
音楽的な特徴は、型にはまらない柔軟なフレーズ構成と、
細やかな和声の綾、そして抑制されたオーケストレーションにあり、
とりわけ和声の豊かさ、美しさは秀逸だ。
パワーや勢いに頼らずに表現することが求められるこのような作品を、
これからの日本のバンドはもっとレパートリーに加えるべきだろう。
冬期のコンサートにぜひ取り上げたい。
20〜25人から演奏可能である。
(解説: 後藤洋氏)
*************************************
<今日のつぶやき>
人からの評価は
良くても悪くても
どんな形であれ嬉しいものだ。
いろいろな意見があってこそ
芸術は成り立つのであって
「反応がない」ということほど
ものを作る人間にとって
酷なことはない。
・・・と思うわけです、はい。